日本の米農家を守りたい。アトリエ玄米デカフェの取り組み
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活動のきっかけ
若者の首都圏への流出による過疎化。
これが長年抱える問題のひとつであることは周知の事実です。
地方の活性化には必要不可欠な若い力。
これを失っていくという問題になんとか歯止めをかけたい。
そんな想いから私たちの活動がスタートしました。
地方活性への掛け算
農林漁業の「6次産業化」という言葉を聞いたことありますか?
農業者(1次産業)が、農産物の生産だけでなく、製造・加工(2次産業)、販売(3次産業)にも取り組むことで、生産物の価値をさらに高めて、農業所得の向上を目指す取り組みです。
「6次産業」の6は、1次産業×2次産業×3次産業=6という掛け算を意味します。
この掛け算を成立させよう!
しかし、現実には今まで生産だけに力を注いできた農家さんです。
いきなりノウハウのない加工や販売もやりましょう。というわけにはいきません。
そんな農家さんの力になりたい。という想いと、庄内町からいただいた「町営の共同加工所を利用した商品ができないか?」という要望に応えるべく、誕生したのが「アトリエ玄米デカフェ」です。
お米で地域活性を
山形県庄内町。とある駅前には大きな米蔵があります。
ですがこの米蔵、現在ではもう使われていません。
どうしてでしょう?理由は単純。お米の消費が減ったからです。
庄内町は日本有数の米どころ。
そして、お米は私たち日本人の主食でありソウルフードです。
私たちになじみ深いお米を新しい形で提案してみよう。
いろんな地域のお米を使ってやってみよう。
こうして生まれたのが新しいお米の楽しみ方「玄米デカフェ」。
玄米デカフェの人気が出れば、お米の増産にもつながるはず。
庄内町に専門の生産拠点を持つことで、地域活性や雇用を生むことも期待できます。
山形県庄内町で「アトリエ玄米デカフェ」の取り組みが始まりました。