アトリエ玄米デカフェ|atelier GENMAI DECAF

Column

庄内と風と私たち

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まだ白さが残る月山。 4月になり残雪もようやく解け始め、田植え前の耕された田園を吹きぬける風もやわら
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三寒四温を繰り返し徐々に現れる春の気配を探す3月。 ニュースでは桜の開花予想が流れ、街ゆく人の装いも
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アトリエ玄米デカフェがあるのは、山形県庄内町。   庄内町は、日本の中でも小さなまちのひとつ。 今日
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山形県庄内平野の真ん中にある、庄内町 とても小さなまちなのに、田んぼのわき道に佇んでいるととても穏や

まだ白さが残る月山。
4月になり残雪もようやく解け始め、田植え前の耕された田園を吹きぬける風もやわらかく感じます。
雪が解けて暖かくなるこの時期の庄内は桜咲く春の景色に包まれています。

庄内の桜、今年は暖冬の影響で開花がかなり早くなるのでは?と予想されていましたが、3月になって雪の日が増えて、寒い日が続いたこともあって平年通りの開花になりました。
庄内では4月の2週目あたりから各地で桜が咲き始め徐々に満開を迎えようとしています。
今年は例年より10日も開花が遅かった関東の桜に、庄内の桜が追いついた珍しい春なんですね。

数々の桜の名所を誇る庄内ではこの時期、各地で桜まつりが開催されます。
「日本さくら名所100選」にも選ばれている鶴岡公園では、ソメイヨシノをはじめ、八重桜、シダレザクラなど700本以上の桜が咲き、夜にはライトアップも行われ夜桜の名所としても有名。ぼんぼりにライトアップされた夜桜はうっとりする美しさです。

桜まつりでは、桜を目で見て楽しむのはもちろんのこと、会場で開催されている庄内の自然の恵みを味わうマルシェで春の味覚を楽しむのもおすすめ。
春は、寒さ厳しい冬の間に蓄えられた栄養で野菜などが一気に成長します。この時期のフレッシュな庄内の春の恵みをいただくと春の訪れを身も心も喜んでいるみたい。
約1カ月にわたり庄内各地を薄ピンクに染める桜。心地よい春の陽気を感じながら楽しみます。

三寒四温を繰り返し徐々に現れる春の気配を探す3月。

ニュースでは桜の開花予想が流れ、街ゆく人の装いも軽やかです。
ですが、ここは庄内。真冬のコートが重たく感じるようになるのはもう少し先のこと。
東京では今月半ば過ぎには桜が咲く小春日和になりそうですが、庄内の3月はまだ冬らしさが残っていて、まとまった雪が降ることもあります。
まだまだ寒いこんな庄内。ですが春は着実に近づいてきているんです。

白鳥の飛来地として知られる庄内地方。ここで冬を越した白鳥たちの「北帰行」が始まりました。
雪交じりの風が吹く中、白鳥たちは身を寄せ合ったり羽を広げたりしてウォーミングアップ。白鳥たちは、春の訪れと共に早朝にロシアなどへ飛び立っていきます。
白鳥を見送るこの季節、里山ではもうひとつの春が芽吹いています。

鳥海山と出羽三山に抱かれ森林が約7割を占める庄内は山の幸の宝庫。
山菜やきのこなどの山の恵みをたっぷり楽しめるんです。
標高の低い里山では3月に入るとふきのとうが顔をのぞかせます。それを追うようにかたくりが花を咲かせ、行者にんにく、こごみ、タラの芽、わらびなどが次々と育ちます。山形は、わらび生産量日本一なんですよ。

山も平野も全てが白い雪に覆われる長く厳しい冬が過ぎ、雪解けと共に土から顔を出し春を知らせてくれる山菜は、雪解け水をたっぷり含んでみずみずしく育った山の恵み。

庄内では、この年に一度の短い旬が、爽やかな香りと共に待ち望んだ遅い春の到来を告げてくれます。

とはいえ、これは例年のこと。今年の庄内、暖冬の影響で雪が全然ない冬でした。

今年は少し速足で春がやってきそうな予感です。

アトリエ玄米デカフェがあるのは、山形県庄内町。

 

庄内町は、日本の中でも小さなまちのひとつ。

今日は、山形県庄内町を知っていただくためのお話しです。

 

山形県は、東北地方にあり岩手・秋田・宮城・福島・新潟に囲まれるように日本海側に面しています。東京からは、約300キロ北上したところにあり、山形新幹線で約3時間。飛行機で羽田から約1時間。旅好きで、道中に想いふけることを楽しみにする私にとっては、程よい距離。

 

山形県は、南から、置賜(おきたま)、村山(むらやま)、最上(もがみ)、そして庄内(しょうない)と4つの地域に分けることができます。同じ県内なのに4つの地域それぞれで、食べものや話し言葉、文化も少しずつ異なりを見せる、とても興味深い土地なのです。これは、江戸時代の幕藩のなごりが今でも残っているからとされています。

 

4つの地域の中で唯一海に面しているのが庄内地方。その真ん中に位置するのが庄内町です。古き良き文化が残る場所で、四季ごとに異なる表情を感じることができるまちです。

 

――春、遅く訪れて一度にたくさんの花が開く

――夏、山や森・まちの至るところに緑が溢れ日本の夏らしい風が吹く

――秋、近隣の山々は色とりどりとなり壁画のようになる

――冬、雪で辺りが真っ白に染まり、目を凝らすと雪の絨毯が輝いている姿をみつけることもできます。

 

どの季節が一番ということはなく、ずっと身を置いて移り変わりを楽しみたくなるような、そんな場所。四季によって、これほど姿を変えるまちは国内でも少ないのかもしれません。そんな場所から玄米デカフェはお届けしています。

山形県庄内平野の真ん中にある、庄内町

とても小さなまちなのに、田んぼのわき道に佇んでいるととても穏やかな気持ちになります。

 

遠野には、日本を代表する名だたる山々。少し目を外すと最上川。まちの中央を流れる、山形を代表する大河のひとつです。日本海から吹く風が、川を上り、そして山沿いの谷へと向かいます。

 

庄内町は山と海と平地、自然が交差するまち。

心地よい風が吹き抜ける、広大な平野。

 

風の向きは、季節によって向きを変えます。

―冬は海から平野へ

-夏は山から海へ

 

独創的な地形や天候・庄内独特の風が、長い歳月をかけて人々の暮らしをおもしろくしてきました。大自然の融合地点。この土地ならではの、暮らしの知恵と温もりが詰まった場所。

 

日本は小さな島国ですが、数えきれないほどのまちがある。住めば都と言われるように、それぞれの街に、それぞれの魅力があるはずです。ただ、ここ庄内町の景色や気候によって生み出された暮らしに、どこまでも魅了され続けています。